クズの樹

これから僕はどう転ぶのか?

僕を虜にした、エモい漫画たち(仮)

なんかブログ書こーっと・・

って、考えても堅苦しい生真面目ネタしか思い浮かびません…

 

どうも、やんゆです。

 

凝り固まった空間に、生活を預け続けていたからか

ブロガー特有っぽい、なんか若々しい言葉遣いというか馴れ馴れしい言葉遣いというかが苦手なんですよね。(出来ないとは言ってない)

 

なんか、書いてても必然的に内容に堅苦しさ滲み出てくると言いますか――

 

 

とまあ、早速方向性に明らかな悩みが出てきたところで

 

今回はただただ僕の好きな事を書いてみようかと。馴れ馴れしく行こうかと。

 

 

さあ、息抜きの時間ですぞw

 

 

 

『ただ好きな事書きます!』第1弾は…

 

 

 

“僕を虜にした、エモい漫画たち(仮)”

 

 

です!

はい!タイトルのまんまです!

 

それで、なぜ 『(仮)』 ←これ、カッコ仮。

なの? かと、言いますと。

創作物ってこれからもどんどん新しいものが世に出てくるじゃないですか?

年代別とかジャンルとかある程度カテゴライズして発信するのであれば、別に要らないと思いますが、

今回の僕の判断基準が

 

『エモさ』

 

っと言った、とても曖昧で個人的な基準からなのでw

 

ルパンのように僕の心を盗んでくれる、まだ見ぬ作品との出会いがあるハズ!』

『漫画の世界はエモさとはココで紹介するに収まらない!』

『創作という広がりが大きい市場での決めつけほどつまらないもの無し!』

 

って考えを持ち込んだ

 

僕の!単なる!!趣味です!!!

 全く意味不明でOK!

 

人間、「これだッ!」と断定がされたほうが

その人の圧(本気度)を感じ、気になってしまう・信じてしまう生き物だとは思うのですが、

 

そんなガチガチの『死角なしッ(゚д゚)オラッッ!!』って空気感より、

 

これから(可能性)を感じる『余白あり(。-`ω-)キラッ☆』って方が良くないですか?

決めつけて欲しいなら、とりあえず大人気漫画ワンピ〇スでも読んでりゃいいんじゃね?

友情マジ卍!とか言ってりゃいいんじゃね?…(個人の感想になります。悪しからず)

 

 

っとまあ、誰にも伝わらないと思いますが、

あくまで主観ですwwなんかつけたかったんすわw

 

 

 

 

少し話が逸れたので、本題に戻して――

いつか作品を紹介させて頂くのですが、著者・作品どちらの説明もしていこうと思いますので、少々長くなってしまうかもしれませんが、気楽にお付き合い頂けたら嬉しいです~

 

 

それでは、早速作品紹介へ…

 

 

 

 

 

まずはこちら…!

 

 

 

 

フラクション

 

 奇想漫画家・駕籠真太郎

フラクション

 

 

当時僕が持っていた創作へ対する考えに、新たな面白さを見出してくれた漫画家さんです。

 

表紙を見て頂けば瞬時に読み取れるとは思いますが、そう

 

『エモーショナルの塊』

 

でございます。

 

駕籠氏は、エログロ、スカトロ、不謹慎、ブラックユーモアなどの反社会的表現を大いに用いており、話の構成としてはSF色の強いものやメタフィクションなどを得意とされています。

 

(本作を含め)作風が過激な物が多い為、好き嫌いはビックリするほど両極端に分かれるかと思います。上記に書いた内容を含む作品が苦手な方は、まず読んでも面白さを感じて頂けないかと思います。それほど刺激が強く、独自を世界観を放っています。

 

ですが、一部の熱狂的ファン(僕も含む)が存在し、国内は勿論、海外のファンも多くいらっしゃるほどです。(海外の方のほうがスプラッタ描写を好み、ブラックユーモアをそれとして受け入れる人が多く、特にそういった層にウケるのではないかと思います。日本はこういう表現に対してあまり寛容ではないイメージ)

 

事実、完全海外向けの作品(英語記述、日本語版無し)も出版なされているほど

駕籠氏を知らない人が多い(個人調べになります。ごめんなさい汗)中、とても幅広く活動なされてます。

 

ちなみに僕のプロフアイコンはイベントにて駕籠真太郎先生に描いて頂いた似顔絵になります。

 

紹介する作品、“フラクション” は

初版は2009年に発売された、自身初のミステリー巨編作となっております。

 

表題作である“フラクション” は2つパートがあり、

「輪切り魔」編は 世田谷で起きた連続輪切り魔事件を「輪切り魔」東野の視点で、彼による殺人とその模倣犯を追う様子が描かれ、

一方「漫画家」編では、叙述トリックを用いたミステリー漫画を描きたいと意気込む、漫画家・駕籠真太郎に、巷で話題の連続輪切り魔事件を題材に漫画を描くよう話を持ち掛けてきた編集者・結城とが、漫画における叙述トリックについて語る。

この2パートが交互に織り成され、展開が進んでいきます。これらが、どう交わっていくのか?

ネタバレになってしまうため、本筋については多く語りませんが、

お馴染みのミステリーや探偵ものでは決して味わえない、トリックのおもしろさや意外性。真実はいつも一つですが、可能性は無限大。

読んで初めて知る、衝撃の結末にあなたはどんなリアクションをとるでしょうか!?

と、良くも悪くもShintarou Kago節が炸裂しますw

 

作品後半には再録作を含めた読み切りが4作収録されています。

これらはすべてエログロもので、これ一冊読めば駕籠ワールドに浸れるのではないでしょうか?もしくはトラウマとなるでしょうか?

 

刺激が欲しい方・興味のある方は是非に!

 

 

 

 

続きまして、

 

 

 

 

ライオンの首 呪みちる作品集1996-2012

 

ホラー漫画界の鬼才・呪みちる

ライオンの首 呪みちる作品集1996-2012

 

 

ホラー漫画と言えば、多くの人が楳図かずお伊藤潤二と言った人気や知名度の高い方を思い出されるかと思いますが、中でも僕が魅かれたのが呪みちる氏でした。

 

特に呪氏の描かれる女性キャラは独特の色気がありとても美しく描かれ、思わず心奪われたしまいます。(ホラーということ忘れないでw)

 そして、ホラー、スプラッタなど主となる部分はエグみがあり味のある描写、虫などの生き物を多用し、いい具合の気持ち悪さおどろおどろしさを存分に感じさせてくれます。

 

この2つが相まみえたとき、僕の中で

 

『怪奇の世界のエモさ』

 

を感じました。

 

美しく描かれる女性――

そのすぐそばに、見えないなにか。そして恐怖。

 

呪氏が幼いころはホラーというジャンルに怖いと意識があり、苦手だったそうですが、ある作品をキッカケに恐怖が興味に変わったそうです。

今ある作品の中に氏ならではといったホラー特有の強烈な面白みとを感じとれるのはこういった意外な背景があるからかもしれません。

 

紹介するこちらの単行本はデビュー前の1996年初期作品から2012年にかけてのレディコミやマイナーなホラー雑誌への掲載を主としていた作品集

なかなか単行本でしかお目にかかれない方の為、この “ライオンの首” は2013年初版時、即完売。ネット上でプレミア値で取引されるなど呪氏の人気が伺えるそんな作品です。(後に増版・復刊されています)

どの作品もオチまでしっかりと作り込まれており、かなりの読みごたえがあります。

中でも「ドリーム・マシーン」「死なないで」「炭焼き又六」が個人的に気にいっていて、存分に呪氏のテイストを味わえるのではないかと思います。

 

ホラーという知名度のわりに馴染みの少ない(個人の感想ですw)ジャンルではございますが、普段読まない人にこそ勇気を出して読んでみてもらいたいですね!

 

 

 

 

さて、次は

 

 

 

 

ウルトラヘヴン (2) (ビームコミックス)

 

 天才漫画家・小池桂一

ウルトラヘヴン

  

 

知る人ぞ知る、天才にして幻の漫画家・小池桂一

小池氏は1976年、当時弱冠16歳にしてデビュー作“ウラシマ”にてあの手塚賞を受賞し天才と仰がれ多くの期待を受けたのも束の間、一時漫画家を辞めバイトで貯めた資金を手に、単身渡米。

後に帰国し、再び漫画家復帰しますが、4年に1冊と超スローペースの執筆活動を行っておられるそうな。作品を待ちわびているファンも多い中、とてもフリーな生き方をされております。

 

正直、これだけ聞くと天狗になってそのあと地に落ちてないかと?疑いたくもなりますが、

考えてもみてください。天才(手塚治虫氏)が本物の天才を認めたとき、本人はその他凡人の言うことなどはたしてを聞くでしょうか?

多分無理でしょう。

 

事実、氏は現在までに単行本としては数えるほどしか作品を残していませんが、どれをとっても他を超越するほどの繊細かつ迫力ある描写、緻密な描き込みと他を飲み込む世界感に圧倒されます。

それほどの表現者ならば、その他に溢れるモノなど全く面白みを感じないのでしょう…

 

 

そんな、天才の代表作と言っても過言ではないのが“ウルトラヘヴン”です。

まず言葉を選ばず率直な感想をのべるなら、

 

『頭おかしいww まじでなにこれクッソエモい!!』

 

です。

ひとたび読めばあちらの世界へ引き込まれます。

 

舞台はドラッグ(薬物)が日常に溶けこみ自由に気分をコントロールできる未来。

究極のドラッグを巡り、トリップ(幻覚体験)と禁断症状が織りなす唯一無二の世界を表した作品です。

 

正直、言葉で説明するのがとても難しいくらい常軌を逸していて、ストーリーも、ただドラッグでぶっ飛ぶといったものでなく、想像力が問われるほど深く実態が掴めないとてもサイケデリックな内容です。

そして、注目されるトリップシーンでの常識を覆すコマ割りとサイコアート。

それなりに漫画を読んでいるけどこれは読んだことないっ方であれば、度肝を抜かされること間違いなしです!!

 

前述した2作品と違いエログロ・ホラー・サスペンスではありません。(捉え方によってはグロなのかもしれないけどw)

とはいえ、これも人を選ぶ作品であり、読んでも全く伝わらない人や苦手意識が芽生える方もいます。ですが、この世界観にハマる人はどっぷりハマってしまうでしょう。ペーパードラッグとの呼び名通りそれくらい中毒性があります。そして、多くの漫画ファンにも多大な影響を与えたことも間違いありません。

 

 

 

 

お次は~

 

 

 

 

といこうと思ったのですが、めちゃめちゃ長くなりそうだったし思った以上に疲れたので、

今回はこの3作品のご紹介で一旦締めさせていただきます。

 

ごめんなさい……

 

 

今回書かせていただいたお三方・三作品をご存知の方もいらっしゃれば、全く知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、

この記事を読んでまた読みたくなってきた!もしくは気になったので読んでみたい!などのキッカケとなれば漫画を好む者としては嬉しい限りでございます!

 

また、面白い漫画や一次創作/二次創作問わず教えて頂けたらめちゃくちゃ喜びます!

むしろ聞かせろ下さい!!(懇願)

 

 ラフな気持ちで書く記事も楽しいですね~( ˘ω˘)スヤァ

また、近いうちにでも独断と偏見に満ちたエモ~い漫画をつらつらと書きたいなと思っておりますので宜しくお願いします。

 

 

・・・・・・・(仮)にしといて良かった~w

 

 

やんゆ