クズの樹

これから僕はどう転ぶのか?

今、あなたを縛る『なにか』とは

 こんにちは、やんゆです。

 

 

突然ですが、

 

いま、あなたは人生を謳歌していますか?

 

自分に正直に、また真摯に一歩ずつ前を向いて歩むことが出来ているでしょうか。

 

こういう問いに対しての答えというものは、とても難しいかもしれませんね。

 

プライベート(自分個人の時間)としてみれば楽しくやれているが、

今の生活の大部分を織りなす仕事や学校、家事育児といった

他を絡めた場面や生真面目になってしまう場面などでは息苦しさや疲れを感じてしまっている方は多いのではないでしょうか。

 

実際に、僕もつい先日までサラリーマンとして会社という閉鎖空間のなかで数年間過ごしてきたので、完全にこのような状態でした。

 

 

勿論、

休日は遊びを含め、プライベート満喫していた(少なくとも僕はそのためにお金を稼いできた)つもりですが、

いつしか仕事のための休日にと取って代わってしまったように思います。

 

 

より良い人生を送るため→働いて稼ぐ

 

といった思考を大事にしていたつもりが、

 

明日の仕事を迎え撃つため→プライベートで思いっきり息を抜いておく

 

といった具合に。

目的達成の手段だったものが、いつしか逆転してしまったように思います。

そんなの、物事の捉え方だろうよ と一蹴したくなる人もいるかもしれませんが、

これは決してそうでないと僕は思います。

 

特に、ごく一般的なサラリーマンやOLをされている方多くは

僕と同じようなマインドに悩まされ、声を大にして

 

人生を謳歌してます!

 

とは言えないのではないでしょうか。

 

なかには、そんなことは百も承知、聞きたくもない!と現実を理解した上で、耳を塞いでしまう人もいるでしょう。

特に「甘い!仕事とはこういうもの、我慢の連続だ!」と後輩・部下を言葉の圧力で押さえつけてしまう先輩・上司は典型的なこのタイプだなと実体験で感じてきました。

自分自身だって悩んでいるはずなのに受け入れない、受け入れようとしない頑固な精神。そして、それを後世にも分からせようとする年功序列な古臭い考え。

少し、当時の愚痴が出てしまったようですね(笑)

 

 

 

ですが、

誰しもがそのような悩みを抱えつつも、なぜまた来る来る日も会社へ足を運んでしまうのかーー。

 

 

 

 

 

その中で僕自身が行き着いた答えは、

 

 

『義務感』

 

 

に縛られているのではないかと。

 

そりゃ仕事だもの、当たり前ww 

 

と思ったその瞬間、よく考えてみてください。

 

“【義務】とはーーしなくてはならないこと”

 

今請け負っている仕事は、果たして本当にあなた自身がしなくてはならないのでしょうか?

それも会社に所属しているあなたではなく、一個人としてのあなたが。

 

同僚もしくは他の人間には出来ない事?

 

なにかミスを犯したときの上司の脅しで

 

「おまえの代わりなんて、たくさんいるんだぞ?わかってるか?」

 

なんて常套句が蔓延する世の中で、仕事が義務っておかしいんですよ。

 

お金を頂き、雇って働かせてもらってる以上、

社会人としてある程度の責任感は持つべきだとは思うし、

役職など与えられているのであれば、なんとなくでも使命感に追われることもあるでしょう。

 

それでも、なにを信じてか

「働かなければ・・・!!」

と、誰かから与えられたワケでもなく、自分自身が作りだした虚像の義務感にケツを叩かれ、

また今日も重い足取りで、会社へ行く人の多いこと。

 

じゃあ、仕事を押し付け私を圧迫してくる会社または上司が悪いのか?

 

いえ、悪いのはあなた自身。

 

さきほど言った通り、

 

あなたを縛り、あなたのプライベートを奪ったのは他ならぬ、あなた自身なのだと!

 

自分が自分の首を絞めているなんて・・・

それも世の中で同じような悩みを抱えてる大多数の人が?

 

例えば、

上司、はたまた取引先から到底期間内に終わらせることが不可能な仕事量を振られたとき時、

 

あなたはNOと言えますか?

 

ほとんどの方はNOとは言えず、受け入れてしまうでしょう。

 

なぜか。

 

多くの人は生真面目に、それらを『仕事だから』と、

自分自身与えられた『義務』なのだと勘違いし、全うしようとします。

どの仕事も大事に見え、多くを同時にこなそうとするハズです。

 

ですが結果は?

そう、最初から見えていたはず。

どれも中途半端のまま終わりを迎える羽目になるわけです。

期間内に上げた仕事もあるかもしれませんが、クオリティはそれなりにしかならないでしょう。

または、サービス残業などを駆使して終わるよう励むんでしょうね。

 

それを受け、

あなたへの評価は? 周りは、そして自身は、どう思うか?

想像は容易いと思います。

 

形も有るものが頂けないことは、もはや前提として

ご苦労さんと労いの一言あれば、まだ良い方で

多くの場合は、特に無し。

半端に終われば、もはや負の印象しか残りません。

 

 

ごく自然に働いていれば、

このような事態や似たような場面に陥ることは頻繁にあると思います。

 

そして、僕個人が見てきた上での話ではありますが

仕事に対して人一倍真面目で、周りの期待に応えようと尽くす人ほど

この沼に、深く陥りやすいです。

 

 

では、どうすれば良いのかと。

 

答えは単純です。

 

 

NOと言う勇気を持つこと

 

 

これに尽きます。

 

正確には、

 

自分のなかの、本当に大事な事(本質)を見抜き、

それ以外を捨てることです。

 

じゃあ、その仕事はやらずに放っておけと?

 

あなたが現状の仕事に対して不満があり、このままではどうにも改善する余地がなく、それらを根本から変えるような権限がないのであれば、そうするべきでしょう。

 

放っておくというより、

厳密いえば、あなたが断れば、次は他の誰かに番が回るだけの事です。

 

1度なにかを断った程度で、築いた信用は崩壊しません。

むしろ、請け負っておいて失敗した時、信用を失うリスクの方がデカすぎる。

初めからそこに互いの信用がないのであれば尚更、受ける意味がない。

 

 

もし、あなたが断ったこと原因で、周囲のあなたへ対する態度や扱いが変わるようなら、

今すぐそれらと距離を置き、冷静に考えるでべきです。

その類いの人々はあなたが窮地に立たされた時、絶対に助けてくれません。

自分も巻き添えを食らうのではないかと判断し、見て見ぬふりをします。

 

自分がやるべきタスクを見極めるのは勿論、

一度、自分を取り巻く人々や環境を見直すことも大事かもしれませんね。

 

会社という形態の場で働くことや物事に対しひたむきに取り組む姿勢を否定しているワケではありません。

【仕事とお金】と切っても切れない関係が見え隠れしてしまい、あり得ない!と感じる部分もあるでしょう。

 

だけど、日々送る生活に満足していないのであれば、

闇雲に目先の事をただ消化するだけでなく、一歩引いてみたら違う見え方があることを分かってほしい。

一歩でダメなら、二歩でも三歩でも。

 

 

 

あなた個人でないといけない場面というのは、人生において限りなく少ないはず。

(こればかりは人それぞれによって変わってくるため、数字としてみたタスクの数の大小ではなく、割合として意味です)

 

そして、

 

自身が一個人として必要とされた時、

あなただから輝ける事こそが、

人生における本質であると。

 

暴論かもしれませんが、

これが真実であり、人生を謳歌するための道なのだと思います。

 

 

多視点から語ることは難しいため、僕個人が歩んできた人生観から

会社員(サラリーマン/OL)という視点で書きましたが、

これはどのような立場であっても通用する価値観だと思います。

 

誰しもが本質を見極め、より良い選択をすることで

物の見え方は勿論、生き方が変わると思います。

もし、現状の仕事を含めた生活であなたにしか出来ないことが無いのであれば、

それを自身と向き合うチャンスと捉え、じっくり思考を巡らせてみましょう。

答えは、今までのあなた自身の人生経験から導きだせるハズです。

 

 

モノが溢れ、選択肢が多すぎるこの世の中で見極めるのは簡単ではないし、

選ぶことへの疲れから思考をすることを止め、周りと同じように流れたくなることもあると思います。

見極めた本質によって捨てるものが大きすぎる事もあるかもしれません。

深く頭抱えるかもしれません。

 

ですが、どうか 人生の多くを自分捨てる生き方だけは誰にも送って欲しくないのです。

ここ数年の僕がそうであったように。

 

 

少しでも楽しんで読んで頂けたなら、幸いです (*^_^*)

 

 

やんゆ